読書の記録(2022年4月)
厄除け詩集 井伏鱒二
買った本。「酒の歌」を読んで、井伏鱒二を読みたくなった。井伏の文章で最もよく親しんできたのは、実は「ドリトル先生」だ。小学生以来再読を繰り返しているのだから間違いない。
ドリトル先生の初訳を確かめようと思い年譜を見る。関東大震災と甲府大空襲に縁があったらしい。関東大震災の折、不通になった東海道線に代わり、中央線で西に逃れたというのは、私の祖母と同じ。我が伯父は、山梨高等工業学校在学中、たまたま甲府大空襲時帰省のため不在。本来であれば、防空壕の入り口で見張り番を勤める係だったが、代わりに防空壕の番をした同級生は、胡座をかいたまま爆弾の破片で首から上を削ぎ落とされていたという。
源平の武将歌人 (コレクション日本歌人選) 上宇都ゆりほ
買った本。買った直後は少々面白くないと思っていたが、アニメ「平家物語」を見つつ読むと、それぞれの人物の印象が強くあって読むことになり、非常に面白くなった。確実に本人が詠んだうたがあり、また、第三者が本人に仮託して創ったうたがある。それぞれにそれぞれの趣があって大変おもしろく読めた。
アニメも大変面白く見た(一部欠落はあるものの)。古典がこのように敬意のもと高い品質で再興するのは嬉しい。一方、まさか十一話で終わるとは少し残念である。
私が好きな「忠教都落ち」が描かれていない、ということであるが、「源平の武将歌人」によれば、同様の話が平家物語の版によっては、もうひとつあったという。
複数の版の異同があるというのは、ブルックナーの交響曲、千夜一夜物語など、「生きた作品」を自分自身が解釈しながら扱わねばならないような気がして、実は嫌いではない。まあ、自分が演奏する際、多くの場合は「己に都合の良い方を採る」ということをしています(ごめんなさい)。
インスマスの影 クトゥルー神話傑作選 H・P・ラヴクラフト
買った本。現代人の基礎的教養として。昔から断片的には読んでいるものの、まとまってきちんと読んだことがなかったので、とっつきやすそうな、平積みになっているこの書を手に取る。創元を読まねばの気もするのだが、五冊読むのがつらそうなので。
若い頃、友人から「たくさん読むと皆同じに思えてくる」「どれもこれも『名状し難い』的描写があるが、あまりに続くと『それなら執筆するな』とツッコミたくなる」などと聞いたので、その余波もある。
なかなか面白くもあるし、多少くどくもある。
やきものの教科書
先日、国立博物館で買ったもの。非常に面白い。系統だって読んでいるわけではなく、好きなところを拾い読みしている。何よりもきれいな写真でたくさんの実作が掲載されているのが良く、技法説明では掲載された実作の作者による制作写真が掲載されているが楽しい(素人目にはどれも「粘土の写真」なので、完璧な理解ができているわけではないが、この粘土塊がこんなきれいな焼物になるんだ!という楽しみになる)。
よって、技法の説明を読んでいるはずが、つい実作の美しさに感嘆し、頁をめくって他の実作を見て行くことになる。ということで大変楽しめる書である。実作も新しいものも多く入っており、非常に多彩である。よくまあこれだけの取材をできたもの(これだけの取材を要する企画をしたもの)と感心する。もちろん、常日頃雑誌等を作っていて取材のストックが相応にあったのではないか・・・と想像するけれどね。とは言っても、これだけのものをわかりやすくまとめ上げて頂いただけでも大感謝である。
(焼物に興味を持つとは自分も老齢である、とも思う。私は若い頃、愛知県で暮らしていたが、かの地はやはり焼物に近しいのであって、様々な場面で焼物に接する機会があった。家庭教師に行った先の玄関に古瀬戸らしきものが飾ってあったりしたものである。)
4月のお買い物。マゼラン雲(スタニスワフ・レム)、掃除婦のための手引書(ルシア・ベルリン)、ユリイカ「菌類の世界」、辮髪のシャーロック・ホームズ(莫理斯)、鉄道ピクトリアル「国鉄の気動車1950」と「貨物輸送1950−1960」。休日に本屋に行くとて少々買いすぎた。
●雑感
盛原氏(Yuan Sheng)のピアノを聴く。なかなか良い。
https://www.youtube.com/watch?v=zmEa7KX6D00&ab_channel=BrilliantClassics
北京中央音楽院の教授であるとのこと。ゆとりがあり、繊細な陰影のある表情が良い。アジアのバッハって良いなあと思わせるもの。これをアジアだと思うのは、あくまでも名前を見ての幻想にしか過ぎないかも知れないが。
長谷部一郎氏の演奏会を聴きにゆく。
シューマンが最も面白かった。弓の緩急がすなわち音の密度の変化であるが、それが最もよく表現され、ピアノとの対照も良かったと感じる。
NHK日曜美術館で修復師の仕事を見る。
仕事場がきれい。修復も大変美しい。修復自体が芸術である。
このようにそれ自体が芸術とも言えるほどの修復を成し遂げるためには、手先の技術ももちろん大切だが、多くの良い作品に接し、それをよくよく知る必要があるであろう。修復自体が創作でもあり、悪意をもっていうならば、捏造にすらなり得る。が、もちろん、そんなことはされていない。作品全体への深い理解と敬意に基づく「修復」であった。そしてまた、なによりも仕事場が大変整理されており大変美しい様子だったのが印象に残る。
向田邦子が使っていた器を「太田」氏からの依頼で修復するとのこと。「太田」氏とは漫才コンビ爆笑問題の太田光氏であった。
以前、私は、太田が向田邦子のドラマを詳しく解説するテレビ番組を見たことがある。本当に太田は向田脚本を愛し、細部にわたってよくよく知っての上で解説していることがよくわかる良い番組だった。太田が芸術大学に裏口入学したという巷説を見たことがあるが、仮に入学が適当でなかったとしても、卒業には十分以上に値する人間だったと私は感じた。
向田の器が、向田の脚本のみならず向田の感性を愛する太田のところに行けて良かったな、というのが私の気持ちである。
ギター製造工場の動画
https://www.youtube.com/watch?v=0JSnvUaBUTc
私、ギターについて知る所少ないので、内部構造等面白かった。ふつうに木工用ボンドを使って作るのね。
ネットで見ると、ニカワ派とボンド派があるみたい。まあ、ニカワは温めて解体できるので、高級品向き。で、ボンドは普及品向きなのであろう。
そのメーカーのギターを試奏された方。なかなかいい演奏。私にはギターという楽器のことはわからんが。
https://www.youtube.com/watch?v=nBn7aVN835E
https://www.youtube.com/watch?v=sre6gA-VFlQ&ab_channel=RandomThings
Leaving Home | A Tragicomedy
https://www.youtube.com/watch?v=nTB61iR6cVQ&ab_channel=FrameOrder
An Object At Rest
https://www.youtube.com/watch?v=NBVCIgfyciA&ab_channel=GraemeHindmarsh
A Simon’s Cat SPECIAL
https://www.youtube.com/watch?v=GTUruS-lnEo&ab_channel=Simon%27sCat
Wynton Marsalis launched
https://www.youtube.com/watch?v=mpt3HWf5Lds
私はジャズ(等)について「学ばない」ようにしている。英語がわからん私には、これらの講義は学習にはならず、とは言え、様々な語法・分野を知ることができて大変面白い。少しずつ音を重ねるのが発見的で私には良い。演奏も良いが、他の楽器の演奏を見ている姿も良い。
ハーバード大学の学生さんらしい。喜歌劇「軍艦ピナフォア」。序曲だけ聞いてもドキドキする。ヴィオラ奏者にドヴォルザークさんがおられる。
https://www.youtube.com/watch?v=oPZjMjgNzlc&t=709s
田馥甄
https://www.youtube.com/watch?v=Fme_FNdfVCs&list=RDCLAK5uy_mTDHYYJLCkFv8XL1Z8AFkMqF9RfQZzeRc
台湾の方。なんとなう親近感がある。
The Chemical Brothers - Let Forever Be (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=s5FyfQDO5g0&ab_channel=ChemicalBrothersVEVO
ケミカルブラザーズの不思議動画。いつもながら不思議。
Foo Fighters これまた不思議動画。
https://www.youtube.com/watch?v=1VQ_3sBZEm0&ab_channel=foofightersVEVO
このバンドのメインの方(と思われる方)、小林まことの漫画の登場人物のように見える。細面で一般的には「格好良い」「イケメン」の類なのだが、眉根をよせていたり、頬をふくらませていたり、何かと表情豊かに困っているところが、全て共通する。不思議である。
Genesis 不思議だ。これらの不思議動画はMV大喜利なのか?
https://www.youtube.com/watch?v=hGI2d31M7Ns&ab_channel=Genesis
イランの音楽
https://www.youtube.com/watch?v=7OsKYiKpphs&ab_channel=RastakMusic
https://www.youtube.com/watch?v=yCY_4E1dyw0&ab_channel=CrossGenerationMedia
古い文化をもつペルシアを思う。
以上、ワクチン接種後のぼんやりの中で管見した動画たち。
ワルキューレ
https://www.youtube.com/watch?v=svMHBPed9Bs
おっかない8人の女性によるワルキューレ。この人たちに「仕事せよ」と追われたら、一生懸命仕事するだろうな。フルオーケストラが鳴っていてなお聴こえてくる人声には恐れ入るしかない(真面目に言って、物理的音量とは異なる信号検出の仕組みに類するように思うが)。と思っていたらば、さらなるもう一人が!
桂三枝(現文枝)の「赤とんぼ」を聞く。この人の新作落語は好きだ。落語らしさがあり、人情がある。色々な歌を繰り出してくるけれど、それぞれの歌への敬意があるやに思う。歌そのものを歪めているところは少しも見られない。あくまでも、問題があるのは「部長」(笑)である。
NHKの奇術教室番組で、Mr.マリックの手品を見る。ここで行っているのは、間違いなく初心者向けの手品であり、「誰にでもできる」ものであろう。けれど、Mr.マリックがやると、これら初心者向け手品が、本当にタネも仕掛けもない、流麗な「魔法」のように見えるんだよね。私はこの番組を、自分が奇術をするためでなく、Mr.マリックやその他練達の手品師を楽しむために見ている。
昔々テレビの過剰演出下にあるMr.マリックは悲壮で見るのが辛かったけれど、そうした嵐をくぐり抜けて、タネも仕掛けもあるのが分かっている初心者向け手品を「芸術」の域でやってのけるMr.マリックを、私は安らかな気持ちで嬉しく楽しく見ている。
映画「オーケストラ」の一場面でカリウ氏がヴァイオリンを弾いているのを見る。最初はいわゆるジプシー音楽。これはこれで達者だが、その後のラ・フォリアがクラシック的にも完璧な正確さの音程・歌い口で泣かせる。これくらいやらな、「美人主人公が瞠目するシーン」にはならんわな。
「闘う操縦士」におけるサン=テグジュペリ乗機ポテーズ63-11まわりの記事
http://kabanos.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-e383.html
ついでに、フランスの航空機製造会社ダッソーはもともとブロックであるというのを初めて知る。ダッソーが変名由来であること等もまた。勉強になりました。漫画タンタンに出てくる・・・氏はダッソー氏がモデルであるとか。結構セコイ人物として表現されていたが、良いのかね?
文楽のたのしみ https://note.com/k_kanna/n/ne5050b8f7a59 この方の絵とてもうまい。さらりと書いているところが又ステキ。
恋は魔術師
https://www.youtube.com/watch?v=jGifP6IOUjI&ab_channel=TheRaulSolaris
フラメンコ様式の振り付け。見たい。
フルートとギターの二重奏。バルトークがあっさりしていて不思議な味わい。
https://open.spotify.com/track/3dHumxnZLMCVzzuUTbebB4?si=20c255ccaf974577
3Dデジタル・アーカイブ・プロジェクト
https://motion-gallery.net/projects/3dda-nakagin
中銀カプセルタワービル等失われる建築物を3Dデータとして保存するらしい。現存する実物写真に、デジタル化データを模型として手前に置いた映像を示しておられるのが、実に不思議で面白い。ウルトラマン等の特撮映画で出てくる「ニセモノの街」や「怪宇宙人によって縮小された建物」のようで、恐ろしさというか異世界感を持つ。(「フェッセンデンの宇宙」と言っても分かる人にしか分からないであろう)。
なお、中銀(なかぎん)は、中●銀行の類ではなく「中銀」という会社があるようだ。
Google Art&Culture には時々「ゲーム」が出てくる。まあ、ものすごく面白いとは言えないようなものだが。で、今回は、古代ギリシアと思しき壺の模作をしよう、というもの。簡単なWeb上のインターフェイスで出来ることには限りがあるが、それでも、轆轤とともに回転する粘土塊に凹みをつけ、腕をつけ、絵を描くことができる。それら作業が終わった後、焼付っぽい映像も流れ、完成品が見られる。私、いい加減に作業しへっぽこ壺をおっぺしましたが、42点も頂いてしまいました。ちょっと面白かった。
Google Art&Culture でエゴン・シーレを見て、日本の漫画でも、私が似ていると感じる表現者がいたなあ、と思った。
覚えている作品名から調べると、三者違う作者でしたね(ピンポン(松本大洋)、ショムニ(安田弘之)、深夜食堂(安倍夜郎)。特に前二者)。我ながらいい加減な漫画鑑賞であることよ。
ともあれ、(日本)漫画の表現は映画から多くの影響を受けているように思うし、さらに日本絵画・西洋絵画の影響も積極的に受けているやに思う。それって実は大変高度な「総合芸術」って言うべきかなとも思う。
Le gendarme se marie, THE GEDARME GETS MARRIED (1965) Louis de Funès.
フランスの喜劇役者ルイ・ド・フュネスによるサントロペ憲兵隊シリーズ。
「恋に落ちる」の表現がとてもわかりやすい(笑)。クロチルド修道女も短時間の出演ながらいつものスピード狂っぷりを見せてくれて嬉しい。大団円(めでたし・めでたし)というにふさわしい終結。
我が国の「落語」には「全ての人間には欠点がある。完全な人間はいない。」という前提があるという。この喜劇においても同じ前提があてはまるのかも知れない。もしかすると、喜劇とはそういうものなのかも知れない。
「耳をすませば」実写版、主要登場人物はチェロ奏者志望とのこと。私、若い頃ヴァイオリン作りになりたいと思っていたことがあります。かつても、そして今でも素人チェロ奏者であることは動かないものの。でも、チェロを持って歩くのって、映画で撮影するのに足るほど格好良いのかな?今どきの若者は大柄なので、格好がつくのだろうか。勝手に心配。
また、爺さんどもの合奏がこの映画の最高潮でもあると(室内楽を偏愛する私には)思われるのだが、誰が・どんな演奏をするのだろうか。「ワシの考える最強の合奏団」を選り抜くべきだろうか?(絶対不要)私は偶々知った何人かの奏者を好んでいるに過ぎないので、公平性は激しく欠落しているのだが、その愚を知りつつ名を挙げるならば、つのだたかし氏(リュート。アニメ版ではテオルボだったような気がするが。。。)、平尾雅子氏(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、山岡重治氏(ブロックフレーテ)だろうか。もちろんサヴァール御大やパオロ・パンドルフォ氏でも嬉しけれ。でも、チェロとどうやって絡むのだろう。ここはガンバを下げて、ヴィオラ奏者に入ってもらうのか?悩ましい(絶対不要)。
コンピューターの歴史で忘れてはならないチャールズ・バベッジ。Wikipediaによれば、数表を機械的に作成することを考え始めたのは1812年とのこと。チャイコフスキーの序曲「1812年」を知ってから、私の中で、この年はヨーロッパ史の一大指標になっている。当時も数表作成は、人間の手ではあるものの、ある種機械的に計算されていたとのこと。ちょっとおもしろい。ファインマン回想録には、原子爆弾の泊祝計算を行うのに、全米から数学が得意な高校生を集め、計算ステップをひとり1ステップずつ担当させる云々と読み取れる描写があり、通じるものを感じる。気象学者リチャードソンの夢もまた同じである。
これらはいわば「人間将棋」ならぬ「人間(群)計算機」とでもいうものであろう。私もいちどはこの「人間(群)計算機」をやってみたいものだ。どこかの理数科の高校あるいは大学でイベントとして行うと盛り上がったりしないだろうか?
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/1-3-2.html
某日某駅にて人たちがなんとなう騒がしい。「電車の中で暴れた酔っぱらい」が二人の方にホームで取り押さえられていた。お二人は、よほどの達者な方らしく、相応の体格の酔漢は、お二人に腕を背中に回されて、ホームに胸を押し付けられ、完全に無力化されている。駅員さんが何人か来て、お二人が拘束をわずかに解くと、ふたたび暴れるので、「警察が来るまでこのままにしましょう」となる。
お二人は「ものすごく強そう」というタイプには見えなかったが、無力化の度合い、そしてまた、安全確認のご様子から、まあ、そちら方面のご職業なのではなかろうか、と思いました。自分のような素人は簡単に暴漢を相手にしてはいけないとも思い、また、己も電車の中で暴れたりするのは止めようと思いました(暴れたことはないはずですし、暴れようと思ったこともありませんが、念の為)。
ウクライナはよく耐えている。ウクライナ国民・政府・軍は、最大の尊敬に値する(私如きの尊敬なぞ屁の突っ張りにもならぬのは重々承知しているが)。
些少ながら二度目の寄付をウクライナ大使館にした。本当であれば、復興のための資金になると良い、と思っていたが。まだそこへの道は見えていない。軍事目的に使われない寄付の方法があるとも言うし、そちらを選ばれるのも尊いと思うが、私は、ウクライナの人々が最も必要としているところに使って頂ければと思い、ウクライナ大使館を寄付先とした。
ともあれ、軍隊の階級・軍事用語を私はある程度知っており、世の中の人々は意外と知らない、ということに気づく。昭和五十年ごろの小学生は、いろいろな形で軍隊・戦争の話を耳にし、読む機会があったように思う。親たち・伯父伯母たちから聞いたり、小説や漫画で読んだり。
Twitterでのウクライナと米国大使館のやりとり
https://twitter.com/USEmbassyKyiv/status/1518847209881718784
ウ)ウクライナでのみ:ロシア製爆弾をバーベキューにできます。
米)我々用はどこで注文できますか?
別な人)たくさんあるので、ボランティアに頼んで!再利用はSDGs.
ゼレンスキー大統領もユーモアについて言及していた。イギリスもアメリカも最後までしぶとく戦争を続ける国にはユーモアがある。我が国も防衛力を増すためには、ユーモアを研究・開発せなばならんのかも知れぬ(半分嘘)。