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室内楽のレッスン

私は、室内楽の練習をする際、明確に「仕切る」わけではないけれど、ちょいちょい発言する。

そういう教育/レッスンを受けたのか?と聞かれたことがあり、そう言われれば教育を受けた明確な記憶があるわけではない。そんな人間が発言していて良いのかなと少々悩んだが、個人史的経緯も踏まえて書いてみると大体以下の感じなのだろう。

  • 子供の頃から小編成アンサンブルの中で生きてきた。
    よってして合奏の中での演奏を主体的どのように行うかが自分の音楽人生の出発点から重きをなしてきた。
  • この時の三村明先生の指導は「気づかせる」ものであって、「気づかないことは出来ない」という前提があったように思う。
  • 中学時代合唱指揮を経験した。合唱部、クラス合唱など。
    「誰かが何かを言うとどこかで何かが起こる」体験はしている(体験させてもらった)。
    しかも、思ったことが思ったとおりに起こることはなく、異なる個人の異なる理解によって生じる「何か」が起こることを強く体験した。
  • 大学時代、杉浦薫師のレッスンに就いていた。
    1対1レッスンも見て頂いたが、仲間の1対1レッスンの傍聴もさせてもらい、パート練習、弦分奏なども見てもらった。
    さらには、杉浦先生ご自身の室内楽練習を継続して見せてもらったことがある。
    この経験は非常に大きく、音楽家が何を考えて演奏しているかを見せて頂く貴重な機会であった。
    (杉浦師やピアニスト武本氏の個性に強く依拠している可能性はあるが、そうだとしても私にとって非常に「使いみち」のある技術を学ぶことができた)。
    杉浦師のレッスン・室内楽練習においても「気づいていないことは出来ない」という大原則があったように思う。
  • そしまた、大人になってから間欠的ながら室内楽レッスンをして頂いた際の様々なコメントは上記のようなベースの上で大いに役に立っていると感じる(成果が出ていないのは自責でござる)。
  • 音楽に限らず人生全般何かと「自分でやりたい病」の実験小僧なので、「こうやったらどうなるか(何か起こるかも)」レベルのアイデアは自動的に生成される。
    練習の際も「いろいろやってみる」ことが大切だと思っている。その時、「何か素晴らしい完成形」があって、一直線にそこを目指すことは全く考えていない。「何か素晴らしい完成形」はあるのかも知れないが、その周辺をうろうろと徘徊しながら完成形に至る細道を探して登っては降りてを繰り返すようなイメージである。そしてまた、「完成形」は常に同一ではなく常に揺れ動きその場その時で異なっているとも思っている。

ということもあって、基本的には練習時の発言は「自分たちがより多く気づくための何か」である。
「自分たちがより多く気づくため」に時には「非音楽」もしてみる。「非音楽的演奏」をしてみることで、そこに付与されるべき「音楽」が何かを見出すことができると思っている。

まあ、まともな音楽教育を受けておらず、和声理論は解らず、そんな自分がしていることは、子供の「塗り絵」みたいだなと思うことがある。
本当はレンブラントの「夜警」の繊細な塗り分けが必要なのに、12色の色鉛筆で塗ろうとしているような。しかも不完全なる「ことば」を介して練習している以上、隔靴掻痒隣室のトランプをカードを見ずにしているような具合にもなろうものだ。
だからと言って人生をやりなおすことはできず、和声理論を急に身につけることもできないので、今の有り様で突き進んでいる。
関係各位には本当に申し訳ない。

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お正月のオーディオ遊び

お正月休み等にオーディオ遊びをいろいろしたメモ(読書の記録が肥大化しすぎなので)。

●スピーカーのネットワークコンデンサの入れ替え
Tannoy Mercury2 なるスピーカーのネットワーク回路のコンデンサの一部を入れ替えた。電解コンデンサはホットメルト接着剤を除去しないと取れず、面倒なので、まずはそのまま。
一応それらしい音質になったが、中域だけがもそもそして気持ちが悪いので、そのうち電解コンデンサも交換しよう。
完全なる素晴らしい音がする、ということでは全くないけれど数百円の遊びとしてはたいへん面白い。
ちなみにこのスピーカーは「タンノイ」などという老舗有名メーカーの名になっているが、非常な廉価版Mercuryシリーズ。秋葉原のサトー無線(?)でOnkyo CR-185等とともに買ったもの。
息子が生まれた時、世話になった実家に送ったのだから、三十年前の製品。
コンデンサ交換にはChatGPTに相談に乗ってもらった。コンデンサの種類・容量や機能についても教えてくれるし、ホットメルトの外し方も数種類あげてくれる。有能。
おそらくは、科学技術に関しては確定的な情報があるからだろう。
以前、「第一ポジションだけ弾けるチェロの名曲」を挙げさせたら、「白鳥、ドヴォルザークの協奏曲…」とメチャクチャな返答をもらった。こういうのは苦手らしい。

交換したコンデンサの容量を測ってみた。いずれもフィルムコンデンサ。

  • 表記5.6μF → 5.53μF, 5.60μF
  • 表記220nF → 229.4nF, 202.2nF

いずれも10%誤差内。30年の経年変化による容量抜けを考えていたが交換の必要はなかったか。
また買ってきたうちまだ交換していない新しいコンデンサも測った。

  • 表記10μF → 9.98μF, 9.96μF

なかなか優秀。他のも交換前に測っておけばよかった。
で、以前交換したWhrfedale415のコンデンサ(Alcap)が出てきたので、こちらも測定。

  • 表記3.3μF → 3.591μF, 3.808μF 交換の必要なかった。
  • 表記470μF → 0.129nF, 0.131nF 完全にイカれている。交換してよかった。

ということで、交換にも意味があるようだ。

●PC音楽環境の整備
我が家のPCの音楽環境(接続形態)は以下のようなもの

  • PC(Ubuntu GNU/Linux)上のALACファイルをLolypop(出力回りは PipeWire / ALSA)でUSBに出力。
  • USB-DAC(ぺるけ氏設計の秋月DAC+トランス式)でRCAアナログに変換。DACにはUSB電源を別途噛ませている。
  • パワーアンプ(通常はカマデンキットTA2020デジタルアンプ、時々、真空管アンプ TU-870やTU-879S)を通じてスピーカー出力
  • スピーカーは Dali Royal Menuet II (コロナ禍の外出自粛中、どうしても欲しくなって中古通販)。
    もうひと組、Tannnoy Merury M2 がある。高音が全然出ない。ヴァイオリンだけ常時弱音器をつけているみたい。
  • RCAケーブルはオヤイデのキット。スピーカーケーブルはベルデンの白黒(評判はイロイロ)。

正月休みのついでに我が家のUbuntu(GNU/Linux)の音楽環境を整える。 ChqtGPT先生の言われるがままにコマンドをコピペ、コマンドの戻り値をコピペしているだけなので、ようわからん。
PulseAudio系だったのが、PipeWire / ALSA系になった(らしい)。
いい音になった気がするからヨシ。
16bitDACなので、これ以上は交換するしかないとも言われたが、これで結構良いと思っているので交換しない。
(秋月DACにトランスを食わせた「ぺるけ式」なので、これを使い続けないのはもったいない)。

●アンプの話
これ以外に、音が出なくなったデジタルアンプ(トライパス社TA2020を使ったいわゆる「カマデンのキット」)も様子を見なければだが。。。
で、見てみると電源(AC100V→DC12V)が死んでいるようだ。長く電源を投入したままだったので劣化が早かったということか。
アンプ回路そのものが生きているかどうかを確かめてから電源を買ってくるか、DC12Vのアダプタが我が家のどこかにないか調べるか・・・。
もう一つ、同じキットを組んだデジタルアンプがあるので、その電源を使って試すことは可能だが、はんだ付けを外すのが面倒である。
しかしながら、トライパス社は倒産してしまってTA2020も市場にある限り・・・と言われつつ、今でもAliExpressで買えるようだ。同一品が作られ続けているということか。半導体ではしばしばあるようだが、事情はよくわからない。

カマデンアンプの左右分離が今ひとつな気がするので、検索してみる。あまりはかばかしくはない。
http://anoda.cocolog-nifty.com/mad/2005/05/post_155e.html
「たかがCD一枚聴くのにパソコン立ち上げるのも面倒ですね。」なんて文言を見つける。昔良く見ていたマツドサイエンティスト氏だ。
2005年の記事ということで20年前。今となってはPCの常時立ち上げなんて当然で「立ち上げるのも面倒」ではない。PCはあらゆる情報を取り扱う唯一無二(とまでは言わんが)の端末であって・・・と思う。端末という言葉も古いけれど、ネットにつながっていないPCは無意味・・・となると、「端末」であることが重要なのだ!とかなんとか。
左右分離については、TA2020キット組が2つ(一つは電源が壊れているらしい)、完成品が1つあるので、簡単には左右チャンネルでアンプをひとつずつ食わせてやれば、と思いつく。今度やってみよう。

アンプを買ってみるかと調べると、WiiM Vibelink Ampなんて出てくる。
国内価格が¥52,800 なので、「少々お高い」と思ったが、299ドル なので「廉価」な気もする。計算すると1ドル177円ですかそうですか。アベノミクスの末路を悲しむしかない。
どうせPC音源以外聴かないのだから、単機能のパワーアンプで良いのだ。ROTEL RDA-06とか。
いわゆる中華アンプでも私の趣味に合いさえすればもちろん良い。それに私が買う価格帯のものはブランドはどうであれ製造は中国であろう。そしてまた、中国製品の品質は非常に上がった。まだバッタもんもなくはないようだが、きちんとお金を払えばきちんとしたものが出てくるであろう。むしろバッタもん愛好家としては悲しいかも知れぬ。

年末年始はエレキットの真空管アンプTU870を聴いていた。これの音が好きなのよね。
とは言え、真空管も高くなった。次を買っておかねばと思いつつ、なかなか。
以前は一本2,000円以下だったような記憶があるのだが。現在2本で12,000でも安価な方であろう。
https://eleshop.jp/shop/g/g402281/
https://rooftop-gw.jp/blog/detail.php?id=30
それこそAliExpressならば安価な商品があるようだが、消耗品である真空管を買うのはちょっと怖い。
これもChatGPT先生に相談した挙句、eBayでウクライナの業者から買ってみる。さて。

ウクライナから6BM8のNOS(長期在庫)のペアが約5,000円、送料約2,000円で来た。
停電の合間にテストして、写真を撮って、メールで送り、こちらのOKを受けてから送って下さった。
包装も丁寧できれいな管が送られてきたが、輸送時の損傷も気になるので、到着後すぐ使ってみた。まったくOK。
ロシアからものを買いたい気持ちはなく、そもそも買えそうもないので、ウクライナから買えて(わずかな金額であるが)私としては良かった。

さらに、普段滅多に出さない大きい真空管アンプTU-879Sを出してみる。
いい音ではないか!色付けはTU-870より少ないけれど余裕があるだけにオーケストラなども良い。うーん。
でこちらの真空管6L6GCも予備が買って入れてあるし、TU-870用の6BM8もこちらの箱に複数セット入っている?焼き切れているならそう書いているだろうし、自分。書いていないということは・・・?真空管アンプは長期休暇限定のつもりだったが、もっと使っても大丈夫ということか?
こちらの6BM8ペアに3,900円の値札があった。一本1,950円だったのね。

以前買ってあったコンデンサー(470μF40V)を見つけた。他のはんだ付けついでに、カマデンアンプの電源にくっつけてやった。フィルムコンデンサもつけようと思ったが、こちらは既についていた。
また、ぺるけ氏設計のトランス式DACの電源側のコンデンサを470μFから1,000μF10Vに変えた。470μFは緑色のMuse。いわゆる音楽用。1,000μFはよくある電解コンデンサ。たまたま秋葉原を通ったので、秋月電子で買ってみた1ケ20円也。本当は2,200を買おうと思ったがなかった。まあしかたがない。
この二つはなかなかよろしい。カルミナ四重奏団のウェーベルンの内声が聴こえるようになり、ダイアナ・パントンが筋肉ムキムキになった(こちらは音量を絞った方が良い)。人間の感覚というのは面白いものだ。こんな安価なパーツを変える遊びができるなんて。

●その他
というようなオーディオ関係でゴソゴソしていると、BOSEの技術について書かれたものをネットで見かける。
https://karenevil.blogspot.com/2008/12/boseno.html
なるほどと思わせるもの。BOSEの評価に値するところ(長所)は精緻な実装技術とでも言うべきもので、原理原則は基礎的なものであろう。
そしてまた、ブランディング・売り方が上手いようだと私も感じる。
以前BOSEもの(WAVEなど)を欲しいとも思っていたが、デモをしているのを聴いて自分には合わないと思って欲が切れた。
その時、BOSEとしては得意としているつもりであろう「拍手」が多く入った音源でデモをしていた。
密閉式ではないスピーカーキャビネットなので、開放的な「スッキリしたいい音」が聴こえるのではあるけれど、長い音響管を通じて時間差で出てくる音がかぶさって「音色」としては若干濁されていると感じた。私の音響趣味として、どうも「音の立ち上がり」(トランジェント)に執着があるらしいと気づいた端緒でもある。とは言え、BOSEのこうしたデモ販売は非常に正当なものであって、商品の特性を納得してくれるお客さんに買ってもらう(納得しない人間には買わないことを促す)という姿勢は立派である。

ChatGPT先生とブルックナーの第8交響曲について対話:
 今日は安心して、
 ケーゲルかハイティンクを棚から取ってください。
 また別の日に、
 「それでもベーム8番を救いたい病」が再発したら、
 その時はまた一緒に悩みましょう。
:ですって。人間みたいね。
そもそもは、ベーム&ウィーンPOのLPは音が良かった(ような気がする)が、CDではヴァイオリン以外聞こえない(ような気がする)ので、良いリマスターはないか、という話から。良いリマスターはまだないらしい。残念。

●緑マジックの効能
ついでに、「CDの中心の透明部分などに緑色マジックを塗ると音質が向上する」説を調べる。
そもそも「CDをプレーヤーに入れ直すだけで音質が変わることがある(向上かどうかは別)」説があるようだ。
CD規格が将来の技術向上も見込んで相当厳しく策定されているが、結局のところ機械部分は予想ほどは向上せず、精度の低い機械で大きな電力を使いながら制御している。で、特に安物プレーヤーでは機械制御に大きな電力を使うために音質まで影響する。と。特に機械系あるいはCDが偏心している場合、「前と90度違えてCDを入れると読めなかったCDが読めるようになる」くらいの現象も生じるとか。これらの話には相応に信憑性があるように感じる。

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CDのリッピング

CDのリッピング(私的利用)

私の音源購入は相変わらずCDが主である。ダウンロード、ストリーム配信なども利用はしているが、おそらく5%くらい。

とは言え、CDをCDプレーヤーにかけるのは年に数度「特別」な時のみ。古い ARCAM CD73T が使える限りは使うつもりだが、壊れたら新しいCDプレーヤーを買うことはないだろう。最近は、もっぱら、CDをPCで「抜いて」電子ファイルで扱っている。

●私的音楽媒体年表
1975年:LPレコードをレコードプレーヤーで聴く。
    FMラジオの音声をカセットテープに録音して聴く(エアチェック)。
1985年:CDをCDプレーヤーで聴く。
2005年:CDをmp3にしてPCや携帯プレーヤーで聴く。
    iBoookG4上のiTunes大活躍。
2020年:CDをALACにしてPCで聴く。
    Windows上のiTunesでALAC化。
    外出自粛の暇つぶし。HDD大容量化。
2026年:FLACダウンロードにするか考え中。リッピングの大実験をしたため(後述)

エアチェックや練習録音用にカセットテープは使っていたが、音源としてカセットを買ったことはない。
また、MDプレーヤーは使ったことがない。1990年代に売り出された頃、「圧縮方式」がよくわからなかったのと、タグの制限が大きく「もっとPCよりのタグ、ファイルシステムならば」と思って買わなかった記憶がある。今となっては正解というべきか。

●音楽ファイル形式
ALACよりFLACの方が良いんじゃない?とChatGPT先生はおっしゃる。
どちらも可逆圧縮で、性能的にはほぼ同等、サポートされる範囲を考えるとFLACの方が広い、と。
で、Ubuntu 上なら whipper + MusicBrainz Picard を使え、とも。
iTunesのCD読み込みエラー対応がブラックボックスなのに対し、whipper なら複数回読み込みの比較検証をするので、精度が高いことが明確、と。
手元にあった比較的新しいCDで実際にWhisperを動かすとiTunesの3倍くらいかかっている。CD(のファイルフォーマットであるCDDA)はエラー検出機能がないから、複数回読んで比較検証するしかない。そらそうだ。ところで、whipperでEncodeしたのは良いが、MusicBrinzにCDデータが乗っていなかったので、全てUnknownになってまった。悲しい。

一方、以前 iTunes 上で作ったALACが「針飛び」するトラックがあるので、CDにWhiperをかける。一晩経ってもそのトラックの読み取りが終わらない。一晩で91%まで行っていて、その後6時間で93%と言ったところ。読み出す度に異なるデータが出てくるらしい。そらiTunesが「ごまかす」わけだよね。ちなみにこちらはWhipper段階でCD情報が落ちてきている。J.S.バッハ最後の作品「フーガの技法」。バッハの絶筆が読み出せないって象徴的だよね、とChatGPT先生に言われる。洒落とる。そんなこと気づかなんだ。
他にも途中で切れるトラックがあったが、これらはffmpegコマンドで検証すると、途中で切れていることが分かった。ネットワーク上をコピーした際に切れたようで、コピーしなおしたら問題解消。

●リッピング実験(針飛び対応)
概略:
iTunesでmp3/ALAC化が不完全で「針飛び」するCD(1トラック)があり、今回、ChatGPT先生に教えを請いながら、Ubuntu上で種々リッピングを試みた。
その結果、そもそも1トラック分が物理媒体レベルで読み出せないことがわかった。
20トラック中の1トラック分であり、https://www.eclassical.com/で、1.52$で購入した。種々試行を行っても読めないものが1.52$で買えるのだから、「安い」と感じた。
タグ付けに苦労することもないし、著作権制限もないのだから、FLACを買えば良いのかも、と思い始めた。

詳細:
Fretworkが演奏するヴィオラ・ダ・ガンバのコンソートによるJ.S.バッハの「フーガの技法 BWV1080」。20トラック中、最終曲はiTunesで読み出し・エンコードが出来ず、mp3、ALACともに「針飛びする」ものしかできなかった。
そこで、ChatGPT先生にお伺いを立てた。特にUbuntuで作業する方針。

ChatGPTに先生からは、whipperによる、厳密なCD読み込み・エンコードを勧められた。
CD読み込みの足回りはcd-paraoiaraを使っているが、whipperは「複数回の読み込みを実施、それぞれの読み込みの異同を比較して厳正な読み込みを行うことが可能」とのこと。
逆に言えば、CDとはエラー検出の仕組みもない昔の仕様であって、きちんと読めたかどうかは運次第という雑な技術仕様とのこと。
iTunesはそこを「読めなくてもごまかすで(ごまかし方はヒミツ)」。
で、結果はNG。whipperを一晩かけても、ディスクドライブを変えても結果は変わらず、CD(該当トラック)が物理的破損しているということだった。
また、ごまかして作った音楽ファイルか、コピー中に切れた音楽ファイルかを見分けるのに、 ffmpeg コマンドが使えるとのこと。ffmepegコマンドであるだけの音楽ファイル(13,121)を検査したが、ごまかしファイルは上記のバッハのみだった。
(ネットワークを介したコピー中に切れた2ファイルは、この確認以前に気づいて再コピーして問題解消した)。

家にあるCDは基本的に全てiTunesによりALAC化されているので、これらをFLAC化するかは要検討。コマンドでできるので、大した手間ではないが、現在のPC音楽環境ではどちらであってもさほどの違いもない。iTunesがCDを読みきれずにごまかしている可能性もないことはないが、よほど何かに気づかない限りwhipperでFLAC再作成まではしないだろう(よほど好きなCDは考えるかな?)。
今後購入する音楽ファイルはCDとすべきか、FLACとするか。eClassicやhyperionなどを覗くと、「まだこれがないな」と思う一方「こんなものまであるのか」と思う場合もある。特に、昔であれば、カタログを入手し、秋葉原の輸入CD屋に何度も通って、なんとか探し出したようなCDが家にいながらにして「ぽちり」で買えてしまう。ありがたくもあり、ありがたくもなし。
それに、買ったFLACは基本的にタグの心配をする必要もない。気に入らないタグはふつうに直せるし。

おまけ:
ChatGPTは有能かつ面白い。だが、ヨイショが上手く、しばしばウソをつくので要注意。

で、J.S.バッハのBWV1080は最終曲が未完なのにひっかけて、ChatGPTが「未完のフーガが読み出せないって象徴的だよね?」と言ってくる。怖い。
スタニスワフ・レムの吟遊ロボット「白楽電」くらいの性能はありそう。レムの卓見はAIによる電力不足まで予言している。これも怖いな。

その後、トランス式DACの回路について相談したところ、ネット上に出ている回路図を読めていないらしいことが判明。ちょっと安心。

(構成が変だが書きかけの文章をつないでよく直していない。メモなのでこんなもの)

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2025年の記録

なんとか無事一年が終わった。

初めての入院・初めての手術・初めての全身麻酔をした。
大した病気ではないから気楽なものだが、これから衰えゆく人生の発端でもあろうし、種々覚悟せねばならないと感じている。
短い入院、実績の多数ある手術とは言え、医療関係の皆さんには大変おせわになった。

●音楽(演奏する方)
音程の良い・響きの良い演奏をしたいという思いが少し叶うことがある。たいへんありがたい。が、この路線をあまり厳しく追求すると自分も周囲も幸福にならない気がするので気をつけよう。まあ言うほど堅固な精神ではないので、「厳しく追求」することなど出来はしないのだが。
一方でオーケストラは私には過重である。私が演奏したい曲で、私を必要として下さる場合に限って(仕事が忙しくない場合などに限って)演奏させて頂くことはあろうけれど、それ以上はとても無理。たいへん我がままにて申し訳ないと思っている。

2025年も良い曲を良い方々と弾かせて頂いた。
 Brahms Sextet Op.18(1楽章のみ) 2/16
 Beethoven Op.18-5 2/22
 J.S.Bach Orchestral Suite No.2 他 4/5
 Mozart Quintet K.614 5/10
 Mozart Quartet K.428 10/4
 Dvorak Quintet Op.97 11/9
 Smetana Ma Vlast 11/16

2026年の予定も少しずつ入っている。ありがたいことである。
 R.Strauss Metamorforzen 2026/4/11
 Beethoven Quartet Op.132 2026/7/11
 Mozart Quartet K.421 2026/7/11

引き続きデュポールを練習している。杉浦師から習った事々のいくつかはおそらくデュポール流。とは言え、自分はデュポールを練習するレベルではなかったし、当時のレッスン頻度からはデュポールの譜面を買ったとて意味ある練習ができなかっただろうとも思える(ということで現実を肯定しようではないか)。
「下持ち協会」の合宿にも参加させて頂いた。種々蒙を啓かれる体験であった。2026年も行かれると良いな。ともあれ、自分がほとんど何も知らない音楽があるのだ、という点ですでに蒙を啓かれている。。
バロック弓(古典寄り?)を購入。種々実験しているところ。

●音楽(聴く方)
La Musica Corrana とこんにゃく座は常連として楽しんでいる。
On verra 5e 「バスタイユ・カンタータの愉悦」はLMC繋がりで行った。すごく楽しい演奏会だった。
「夜の帳に舞う鳥たちは」もLMC繋がり。よくぞこれだけの幅広いプログラムを組めるものだと感嘆する。
ともあれ、最近本家LMC成分が不足している。摂取したい。

こんにゃく座はカフカ「変身」。この話も、若い頃は単なる「怖い話」と思っていたけれど、この年齢になると、引きこもりや介護などで社会から切り離された孤独な個人と孤立する家族の「よくある物語」のようにも思われる。こうした「考えるオペラ」も良い。

●読書
面白かった本を記しておこう。ノンフィクションが多い。

 砂糖の世界史 川北稔
 関西大衆食堂の社会史: 「餅系食堂」からみた都市移動と立身出世 奥井 亜紗子
 台湾生まれ 日本語育ち 温又柔
 誰がために医者はいる 松本俊彦

 高慢と偏見 オースティン 中野 康司
 旅に出るときほほえみを ナターリヤ・ソコローワ
 やっさもっさ 獅子文六

●美術など
美術館、博物館、関連イベントには行けていない。
美術大学の大学祭も、東京芸術大学にかろうじて行ったのみ、行こうと思っていたいくつかも多忙・酷暑等で見送った。
どうしても行かなければではないからね。でも、もう少し美術体験などしないと自分としては不満足であるな。

そういう意味では、映画館にもほとんど行けていない。「ロボット・ドリームズ」のみ(これは行って良かった)。

●旅行
旅行らしい旅行には行っていない。下持ち協会の原村合宿のみ。
でも、昔々小学生だった頃に行ったヴェガアンサンブルの合宿を思い出したりして楽しかった。
地方の交通はどんどん不便になる。よってしてレンタカーの運転くらいしなければならないと感じることもある。なかなか。

●その他
定年まで指折り数えるほどになってきた。再雇用もありうるとは言え。
会社では種々「若返り」を予定しているが、結局のところ上層部は居座るらしい。なるほど、という感想。
コロナ禍の外出自粛で在宅勤務を初めて以来、庭を眺めてお茶をすする機会が増え、隠居の気分が抜けない。
もうそれで良いのではないか。人は何のために働くのだろう。子どもたちもそれぞれに収入を得ており、「親として為すべき」は終わったように思う。それならば「自分の人生」に立ち返れば良い。だが、「自分の人生」は長く「子どもたちのための人生」であったので、今更「立ち返る」などと言っても帰るべき場所などないように思う。そしてまたそれを特段不幸な人生とも思わない。一生懸命楽しく集中して生きることができたのだから、それで楽しかったと思うばかりである。さて。

パスポートは切れてしまったし、円安は厳しいし、二度と海外に出ることはないだろう。
国内でも海外からの旅行者が多く「おーばーつーりずむ」になっている場所は、宿泊費も高価であり、行くことはないだろう。

老後どうするかという問の答えはまだ見つけていない。
しかし、キナ臭い話ばかりが聞こえてくる。平和主義・善隣外交の本旨に戻っていただきたいものだ。
政治も司法もメディアもきわめて無責任であると感じる。

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