今週の戯れ歌
忙しき日にはあれども故知らず遠くの駅に佇める我
忙しき日にはあれこそ誰も行かぬ出張行きて忙しさ増す
一時の怠惰を車中で楽しめば再び地獄ぞ我を待つなる
数々の錯誤のありて今のある人を恨まず天を恨まず
思ひをれば「できる」と言ふた己が身の情けなくもあり悲しくもあり
正直に背伸びもせずに生きやうとこの歳になり改めて思ふ
何もなき駅前通りに風の吹きガンマンならで我歩きゆく
啄木の釧路を歩む歴史漫画叙情に満るその味わひは
皆ひとの座れるやうな田舎電車久方ぶりののんびりなるらむ
この後に多忙が待つと知らぬなら喉けからまし田舎電車は

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