鉄道と模型の雑談(夜行列車と客車列車)

KATOから「大垣夜行345M」製品化とのこと。
私が大垣夜行に乗車したのは、製品化対象より少し後。東京→名古屋間。
東京での大学受験を終え、従兄弟達に東京ディズニーランドに連れて行ってもらったその日の夜、名古屋に帰るために乗車した。
雪吹きすさぶディズニーランドは空いていた。どの乗り物もほとんど待たずに乗れた。
ディズニーランドは混雑するのがふつうだから、後年その話をすると、誰もが「それは違う遊園地では?」「ほんとうにミッキーマウスはいたのか?」と問われる。さあ、従兄弟任せだったから勘違いしているかも知れない。浦安から小型バスに乗って、夢の国に向かうとは思えないような雑然とした下町商店街を通り抜けていったような記憶がある(この頃、京葉線は貨物線であって舞浜駅はなかったのです)。
さて、昼間も雪が吹きすさんでいたけれど、夜になっても雪は止まなかった。
遅くに東京駅地下街で夕食を摂ってから、乗車したのだろう。どの駅でも闇の中で赤黒い炎が点々と揺らめいていたのを覚えている。分岐器が凍りつかないよう、分岐器の関節部分で灯油を焚いて温めていたのだろう。たくさんの分岐器がある大駅であればまさに「見渡す限り」であり幻想的だった。
静岡駅で長時間停車し何本もの貨物列車が通過していったこと、夜明け頃刈谷駅で通勤・通学客が乗ってきたことを覚えている。
髭の伸びかかった眠い顔で、運動部らしい女子高生と顔を合わせるのが恥ずかしかった記憶がある。
大学受験をしていた私と女子高生。今にして思えば、年齢はひとつふたつしか違わない。だが、当時は大きな差があるように感じていた。
あの列車は、愛知県に入る頃から早朝の一番列車になっていたのだろう。
今は昔。どこにでもいて珍しくもなかった165系もほとんどなくなってしまった。あれから40年も経つのだから当然だ。
さて、KATO製品。12両もの長い電車を買う元気は私にはない。
飯田線は好きだったから、「みすず」「伊那」のような4両編成で十分である。
クハ+モハ+モハ+クハの「伊那」は持っているからそれでよろしい。(とは言いながら、クハ+クハ+モハ+クモハにも色気はあるし、クハ+サハ+モハ+クモハはどうなのか、あるいはクハ164低窓(クハ153改)だったらなどと思わなくはない)。

自分が乗ったことがある客車列車は急行「ちくま」と特急「北斗星」、大井川鉄道「川根路」だけかな?
おそらく「ちくま」は名古屋から長野へのスキー旅行で往路のみ2回。どちらも座席車。リクライニングではないボックス席だったので、12系時代。
編成前端の20系寝台車もちらりと見に行ったが鉄道趣味休眠時代だったので写真も取らず(銀塩時代でカメラも持っていかなかった)、機関車もよくは見なかった。中央西線の電気機関車といえばEF64で名鉄の車窓からもしばしば見ていたから珍しくもなんともなかった

「北斗星」は大学院時代11月の学会が仙台であり、そこから初任地予定の札幌まで移動し、帰路は札幌から上野まで。
たぶん「B寝台」であったろう。固定式の上下二段別途で、往路は4人ボックスに3人(全員20代程度の男性)だったと記憶している。
往路の二人連れが「東京のディスコの女性は皆薄着でまるで『ストリップ小屋』だべ」と言っているのが微笑ましかった。おそらくは照れ隠しに方言を用いていたように思う。

「川根路」は小学生の頃、父に連れられて乗った。国鉄型客車以外に電車改造客車も連結されており、小学生であっても「怪しい客車だ」と思った記憶がある。
そしてまた、当時の名鉄は内装が木製である電車がふつうに走っていたので、戦前型の客車(だったろうと思う)でもさほどの感激がなかったのが今となっては申し訳ない。

かくもわずかではあるけれど、客車列車(座席・寝台双方)に乗れて良かった。
夜行列車としては「ちくま」「北斗星」「大垣夜行」ということになる。僅少なれど貴重。

Continue reading "鉄道と模型の雑談(夜行列車と客車列車)"

| | Comments (0)

鉄道と模型の雑談

●鉄道模型趣味DB
鉄道模型趣味DBは面白い。記事そのものは入っておらず、題名や執筆者等の書誌情報しかないけれど、それでも充分に遊べる。
DBの基礎的な操作を学んでおいてよかった。
で、執筆者ごとの記事数を計算してみる。上位10位。
順位.執筆者 記事数
1.TMS 16,265
2.山崎 喜陽 732
3.小林 信夫 347
4.なかお・ゆたか 258
5.赤井 哲朗 200
6.片野 正巳 175
7.根津 達也 136
8.橋本 真 118
9.河村 かずふさ 102
10.いのうえ・こーいち 101
11.井上 武 84
1位はTMS(編集部)。製品の紹介など定期的・複数の執筆があるので当然だろう。
2位は創業者かつ初代編集長やま氏。これまた当然。
小林信夫氏は執筆数が多いだろうとも思っていたがここまで上位だとは知らなかった。ファンが多く、個人名で編纂された別冊が出るのも当然。
他はおおむね「そうだよね」という感じ。少々思いつきにくい根津氏は①車両製作等、②デジタルシステムの紹介、③ドイツの玩具メッセ等海外レポートを定期的に投稿、と言った形で多分野展開。井上氏は四国の方で公開運転会の開催レポートが主。1位が編集部なので、個人名として11位まで取ってみた。
執筆時期と私の購読時期の偏りなどもあるがこれら上位の方々は「よく知っている〜そういえば」のレンジである。
一方、私にとって忘れがたい「自由型ローカル電車のバラエティー 鯨川地方鉄道の車輌たち」(1978年6月号)の執筆者松井久明氏は執筆数1のようだ。1報でも忘れられない印象を残す方もある。

●鉄コレで名鉄5200系。
5200系は名鉄の名車中の名車だと思っている。スマートで実用性も高い。
(850, 3400, 5000, 7000 などは流線型でスマートだが、貫通しないので、実用性がちょいと劣る。まあ、4両+4両になった時、全車両貫通させる必要があるかどうかは別だけど)。
もちろん、大衆冷房車と言われた5500系の方が「優秀」ではあるのだが、デザインで見れば5500系の凸凹屋上より5200系のすっきりした屋上の方がスマートに決まっておる。一方、5000系は丸顔過ぎてスマートとは言い難い。
だがしかし、5200系最大の弱点は、「中間車がない」。そのため、5200系先頭車の間に断面形状が全く異なる5000系中間車を挟むことになる。
5000系の方が「太って」いるので、5200系から5000系が「はみ出し」た状態で走ってくるのが結構格好悪い。鳴海駅(地上時代)の緩やかな曲線で車体を傾げて入線してくると、この「はみ出し」が強調されるのだな。見ていると「うーん。なんでこんな車体断面の異なる車両を連結しているのか」と悲しくなる。
鉄コレ5200系は、高価なわりに、鉄コレ品質でプラ地肌丸出しなんだろうなあ。
名鉄は毎日乗って見ていただけに、印象が違うとがっかりの度合いが大きく、それがため模型を買ったことがない。

国鉄50系電車(クモハ11)の2扉・広窓・張上げ屋根のフリーを考える方がしばしば見られる(TMS旧号や河村かずふさ氏等)
私もそうした電車を多いに好む者であるが、よくよく考えると、名鉄3900系、3850系がほぼほぼ該当するのではないか。
これら系統の電車は、なんとなう新性能電車前夜、最後の旧型ロマンスカーの輝きとも言えるものかも知れない。が、特に名鉄のこれらは世の中に知られておらずもったいない気もする。

●名鉄パノラマカーの「ミュージックホーン」
https://www.meitetsu.co.jp/library/panorama_car/music/index.html
昔聴いていたのより、音が軽く澄んで聴こえる。特に最後の「ゔぉぉぉーー」。
昔の再生装置との違いなのか、屋外で使用されている各車両の装置が経年劣化であんな音になってしまったものなのか。

●「或る電車」デハ43200系
日本で最初の長距離電車となるはずだったが、関東大震災の影響で頓挫したもの。郵便荷物三等合造車デハユニ43850など格好良いではないか。
この辺りの木造国電の車内構造を見ていると、二等・三等ともロングシートになっている。最近のJR車両はグリーン車以外全てロングシートになってしまい、国鉄のクロスシートやセミクロスシートへの愛着から残念に思ったのだが、先祖返りしたとも言えるのかも知れない。
模型にしてみたいと思いつつ、なかなか(結局何もしていないので)。

●準急摩周
鉄道ピクトリアル「思い出のキハ20系」を読んでいたら、キハ22単行の準急があるばかりでなく、キハ22+キハ05というありえないような編成で準急摩周が走っていた話があった。
ARC資料館にも記載があり、Wikipediaにも『国鉄機械式気動車としては唯一の有料優等列車運用のケースである。』なる記載がある。
https://betsunoka.web.fc2.com/m/masyu8.html
面白い編成だ!これって、総括制御できないはずだが、2人の運転士でそれぞれ制御していたのか、それともキハ22がキハ05を牽引していたのか。機械的構造があまりに異なるから、後者な気がするが、さて。

●緑色の電車
昔の名鉄など緑色の電車があった。ChatGPT先生に教えてもらうと、以下のとおり。
 軍用塗料との直接の関係はない。
 とは言え、酸化クロム塗料というのは共通。あの頃の緑はそれしかない。
 名鉄、南海、近鉄の違いは、黄鉛(クロム酸鉛)とカーボンブラックの添加量の差。
 名鉄、南海、近鉄の順に暗いのが明るくなる。
 ほとんど同じとも言えるが、人間の視覚は緑色の感度が高いので違って見える。
 概ね納得できる回答であった。出典までは見ていないが、最初の方では、戦前の国鉄にモスグリーンがあったとか、山手線103系の「うぐいす色」の話をしてきたので、少々怒りのツッコミを入れた。いつもウソをつきやがる。

●病院の専用鉄道
英国の大病院が所有・運営していた「ヘリングリー病院鉄道」。最寄り幹線からひと駅。貨物と旅客を運んだとのこと。
凸型電気機関車の製造会社は不明だが、ドイツ製らしい、とも。
https://en.wikipedia.org/wiki/Hellingly_Hospital_Railway
http://www.pagenumberone.co.uk/layouts/Hospital/index.htm

Continue reading "鉄道と模型の雑談"

| | Comments (0)

お正月のオーディオ遊び

お正月休み等にオーディオ遊びをいろいろしたメモ(読書の記録が肥大化しすぎなので)。

●スピーカーのネットワークコンデンサの入れ替え
Tannoy Mercury2 なるスピーカーのネットワーク回路のコンデンサの一部を入れ替えた。電解コンデンサはホットメルト接着剤を除去しないと取れず、面倒なので、まずはそのまま。
一応それらしい音質になったが、中域だけがもそもそして気持ちが悪いので、そのうち電解コンデンサも交換しよう。
完全なる素晴らしい音がする、ということでは全くないけれど数百円の遊びとしてはたいへん面白い。
ちなみにこのスピーカーは「タンノイ」などという老舗有名メーカーの名になっているが、非常な廉価版Mercuryシリーズ。秋葉原のサトー無線(?)でOnkyo CR-185等とともに買ったもの。
息子が生まれた時、世話になった実家に送ったのだから、三十年前の製品。
コンデンサ交換にはChatGPTに相談に乗ってもらった。コンデンサの種類・容量や機能についても教えてくれるし、ホットメルトの外し方も数種類あげてくれる。有能。
おそらくは、科学技術に関しては確定的な情報があるからだろう。
以前、「第一ポジションだけ弾けるチェロの名曲」を挙げさせたら、「白鳥、ドヴォルザークの協奏曲…」とメチャクチャな返答をもらった。こういうのは苦手らしい。

交換したコンデンサの容量を測ってみた。いずれもフィルムコンデンサ。

  • 表記5.6μF → 5.53μF, 5.60μF
  • 表記220nF → 229.4nF, 202.2nF

いずれも10%誤差内。30年の経年変化による容量抜けを考えていたが交換の必要はなかったか。
また買ってきたうちまだ交換していない新しいコンデンサも測った。

  • 表記10μF → 9.98μF, 9.96μF

なかなか優秀。他のも交換前に測っておけばよかった。
で、以前交換したWhrfedale415のコンデンサ(Alcap)が出てきたので、こちらも測定。

  • 表記3.3μF → 3.591μF, 3.808μF 交換の必要なかった。
  • 表記470μF → 0.129nF, 0.131nF 完全にイカれている。交換してよかった。

ということで、交換にも意味があるようだ。

●PC音楽環境の整備
我が家のPCの音楽環境(接続形態)は以下のようなもの

  • PC(Ubuntu GNU/Linux)上のALACファイルをLolypop(出力回りは PipeWire / ALSA)でUSBに出力。
  • USB-DAC(ぺるけ氏設計の秋月DAC+トランス式)でRCAアナログに変換。DACにはUSB電源を別途噛ませている。
  • パワーアンプ(通常はカマデンキットTA2020デジタルアンプ、時々、真空管アンプ TU-870やTU-879S)を通じてスピーカー出力
  • スピーカーは Dali Royal Menuet II (コロナ禍の外出自粛中、どうしても欲しくなって中古通販)。
    もうひと組、Tannnoy Merury M2 がある。高音が全然出ない。ヴァイオリンだけ常時弱音器をつけているみたい。
  • RCAケーブルはオヤイデのキット。スピーカーケーブルはベルデンの白黒(評判はイロイロ)。

正月休みのついでに我が家のUbuntu(GNU/Linux)の音楽環境を整える。 ChqtGPT先生の言われるがままにコマンドをコピペ、コマンドの戻り値をコピペしているだけなので、ようわからん。
PulseAudio系だったのが、PipeWire / ALSA系になった(らしい)。
いい音になった気がするからヨシ。
16bitDACなので、これ以上は交換するしかないとも言われたが、これで結構良いと思っているので交換しない。
(秋月DACにトランスを食わせた「ぺるけ式」なので、これを使い続けないのはもったいない)。

●アンプの話
これ以外に、音が出なくなったデジタルアンプ(トライパス社TA2020を使ったいわゆる「カマデンのキット」)も様子を見なければだが。。。
で、見てみると電源(AC100V→DC12V)が死んでいるようだ。長く電源を投入したままだったので劣化が早かったということか。
アンプ回路そのものが生きているかどうかを確かめてから電源を買ってくるか、DC12Vのアダプタが我が家のどこかにないか調べるか・・・。
もう一つ、同じキットを組んだデジタルアンプがあるので、その電源を使って試すことは可能だが、はんだ付けを外すのが面倒である。
しかしながら、トライパス社は倒産してしまってTA2020も市場にある限り・・・と言われつつ、今でもAliExpressで買えるようだ。同一品が作られ続けているということか。半導体ではしばしばあるようだが、事情はよくわからない。

カマデンアンプの左右分離が今ひとつな気がするので、検索してみる。あまりはかばかしくはない。
http://anoda.cocolog-nifty.com/mad/2005/05/post_155e.html
「たかがCD一枚聴くのにパソコン立ち上げるのも面倒ですね。」なんて文言を見つける。昔良く見ていたマツドサイエンティスト氏だ。
2005年の記事ということで20年前。今となってはPCの常時立ち上げなんて当然で「立ち上げるのも面倒」ではない。PCはあらゆる情報を取り扱う唯一無二(とまでは言わんが)の端末であって・・・と思う。端末という言葉も古いけれど、ネットにつながっていないPCは無意味・・・となると、「端末」であることが重要なのだ!とかなんとか。
左右分離については、TA2020キット組が2つ(一つは電源が壊れているらしい)、完成品が1つあるので、簡単には左右チャンネルでアンプをひとつずつ食わせてやれば、と思いつく。今度やってみよう。

アンプを買ってみるかと調べると、WiiM Vibelink Ampなんて出てくる。
国内価格が¥52,800 なので、「少々お高い」と思ったが、299ドル なので「廉価」な気もする。計算すると1ドル177円ですかそうですか。アベノミクスの末路を悲しむしかない。
どうせPC音源以外聴かないのだから、単機能のパワーアンプで良いのだ。ROTEL RDA-06とか。
いわゆる中華アンプでも私の趣味に合いさえすればもちろん良い。それに私が買う価格帯のものはブランドはどうであれ製造は中国であろう。そしてまた、中国製品の品質は非常に上がった。まだバッタもんもなくはないようだが、きちんとお金を払えばきちんとしたものが出てくるであろう。むしろバッタもん愛好家としては悲しいかも知れぬ。

年末年始はエレキットの真空管アンプTU870を聴いていた。これの音が好きなのよね。
とは言え、真空管も高くなった。次を買っておかねばと思いつつ、なかなか。
以前は一本2,000円以下だったような記憶があるのだが。現在2本で12,000でも安価な方であろう。
https://eleshop.jp/shop/g/g402281/
https://rooftop-gw.jp/blog/detail.php?id=30
それこそAliExpressならば安価な商品があるようだが、消耗品である真空管を買うのはちょっと怖い。
これもChatGPT先生に相談した挙句、eBayでウクライナの業者から買ってみる。さて。

ウクライナから6BM8のNOS(長期在庫)のペアが約5,000円、送料約2,000円で来た。
停電の合間にテストして、写真を撮って、メールで送り、こちらのOKを受けてから送って下さった。
包装も丁寧できれいな管が送られてきたが、輸送時の損傷も気になるので、到着後すぐ使ってみた。まったくOK。
ロシアからものを買いたい気持ちはなく、そもそも買えそうもないので、ウクライナから買えて(わずかな金額であるが)私としては良かった。

さらに、普段滅多に出さない大きい真空管アンプTU-879Sを出してみる。
いい音ではないか!色付けはTU-870より少ないけれど余裕があるだけにオーケストラなども良い。うーん。
でこちらの真空管6L6GCも予備が買って入れてあるし、TU-870用の6BM8もこちらの箱に複数セット入っている?焼き切れているならそう書いているだろうし、自分。書いていないということは・・・?真空管アンプは長期休暇限定のつもりだったが、もっと使っても大丈夫ということか?
こちらの6BM8ペアに3,900円の値札があった。一本1,950円だったのね。

以前買ってあったコンデンサー(470μF40V)を見つけた。他のはんだ付けついでに、カマデンアンプの電源にくっつけてやった。フィルムコンデンサもつけようと思ったが、こちらは既についていた。
また、ぺるけ氏設計のトランス式DACの電源側のコンデンサを470μFから1,000μF10Vに変えた。470μFは緑色のMuse。いわゆる音楽用。1,000μFはよくある電解コンデンサ。たまたま秋葉原を通ったので、秋月電子で買ってみた1ケ20円也。本当は2,200を買おうと思ったがなかった。まあしかたがない。
この二つはなかなかよろしい。カルミナ四重奏団のウェーベルンの内声が聴こえるようになり、ダイアナ・パントンが筋肉ムキムキになった(こちらは音量を絞った方が良い)。人間の感覚というのは面白いものだ。こんな安価なパーツを変える遊びができるなんて。

●その他
というようなオーディオ関係でゴソゴソしていると、BOSEの技術について書かれたものをネットで見かける。
https://karenevil.blogspot.com/2008/12/boseno.html
なるほどと思わせるもの。BOSEの評価に値するところ(長所)は精緻な実装技術とでも言うべきもので、原理原則は基礎的なものであろう。
そしてまた、ブランディング・売り方が上手いようだと私も感じる。
以前BOSEもの(WAVEなど)を欲しいとも思っていたが、デモをしているのを聴いて自分には合わないと思って欲が切れた。
その時、BOSEとしては得意としているつもりであろう「拍手」が多く入った音源でデモをしていた。
密閉式ではないスピーカーキャビネットなので、開放的な「スッキリしたいい音」が聴こえるのではあるけれど、長い音響管を通じて時間差で出てくる音がかぶさって「音色」としては若干濁されていると感じた。私の音響趣味として、どうも「音の立ち上がり」(トランジェント)に執着があるらしいと気づいた端緒でもある。とは言え、BOSEのこうしたデモ販売は非常に正当なものであって、商品の特性を納得してくれるお客さんに買ってもらう(納得しない人間には買わないことを促す)という姿勢は立派である。

ChatGPT先生とブルックナーの第8交響曲について対話:
 今日は安心して、
 ケーゲルかハイティンクを棚から取ってください。
 また別の日に、
 「それでもベーム8番を救いたい病」が再発したら、
 その時はまた一緒に悩みましょう。
:ですって。人間みたいね。
そもそもは、ベーム&ウィーンPOのLPは音が良かった(ような気がする)が、CDではヴァイオリン以外聞こえない(ような気がする)ので、良いリマスターはないか、という話から。良いリマスターはまだないらしい。残念。

●緑マジックの効能
ついでに、「CDの中心の透明部分などに緑色マジックを塗ると音質が向上する」説を調べる。
そもそも「CDをプレーヤーに入れ直すだけで音質が変わることがある(向上かどうかは別)」説があるようだ。
CD規格が将来の技術向上も見込んで相当厳しく策定されているが、結局のところ機械部分は予想ほどは向上せず、精度の低い機械で大きな電力を使いながら制御している。で、特に安物プレーヤーでは機械制御に大きな電力を使うために音質まで影響する。と。特に機械系あるいはCDが偏心している場合、「前と90度違えてCDを入れると読めなかったCDが読めるようになる」くらいの現象も生じるとか。これらの話には相応に信憑性があるように感じる。

Continue reading "お正月のオーディオ遊び"

| | Comments (0)

CDのリッピング

CDのリッピング(私的利用)

私の音源購入は相変わらずCDが主である。ダウンロード、ストリーム配信なども利用はしているが、おそらく5%くらい。

とは言え、CDをCDプレーヤーにかけるのは年に数度「特別」な時のみ。古い ARCAM CD73T が使える限りは使うつもりだが、壊れたら新しいCDプレーヤーを買うことはないだろう。最近は、もっぱら、CDをPCで「抜いて」電子ファイルで扱っている。

●私的音楽媒体年表
1975年:LPレコードをレコードプレーヤーで聴く。
    FMラジオの音声をカセットテープに録音して聴く(エアチェック)。
1985年:CDをCDプレーヤーで聴く。
2005年:CDをmp3にしてPCや携帯プレーヤーで聴く。
    iBoookG4上のiTunes大活躍。
2020年:CDをALACにしてPCで聴く。
    Windows上のiTunesでALAC化。
    外出自粛の暇つぶし。HDD大容量化。
2026年:FLACダウンロードにするか考え中。リッピングの大実験をしたため(後述)

エアチェックや練習録音用にカセットテープは使っていたが、音源としてカセットを買ったことはない。
また、MDプレーヤーは使ったことがない。1990年代に売り出された頃、「圧縮方式」がよくわからなかったのと、タグの制限が大きく「もっとPCよりのタグ、ファイルシステムならば」と思って買わなかった記憶がある。今となっては正解というべきか。

●音楽ファイル形式
ALACよりFLACの方が良いんじゃない?とChatGPT先生はおっしゃる。
どちらも可逆圧縮で、性能的にはほぼ同等、サポートされる範囲を考えるとFLACの方が広い、と。
で、Ubuntu 上なら whipper + MusicBrainz Picard を使え、とも。
iTunesのCD読み込みエラー対応がブラックボックスなのに対し、whipper なら複数回読み込みの比較検証をするので、精度が高いことが明確、と。
手元にあった比較的新しいCDで実際にWhisperを動かすとiTunesの3倍くらいかかっている。CD(のファイルフォーマットであるCDDA)はエラー検出機能がないから、複数回読んで比較検証するしかない。そらそうだ。ところで、whipperでEncodeしたのは良いが、MusicBrinzにCDデータが乗っていなかったので、全てUnknownになってまった。悲しい。

一方、以前 iTunes 上で作ったALACが「針飛び」するトラックがあるので、CDにWhiperをかける。一晩経ってもそのトラックの読み取りが終わらない。一晩で91%まで行っていて、その後6時間で93%と言ったところ。読み出す度に異なるデータが出てくるらしい。そらiTunesが「ごまかす」わけだよね。ちなみにこちらはWhipper段階でCD情報が落ちてきている。J.S.バッハ最後の作品「フーガの技法」。バッハの絶筆が読み出せないって象徴的だよね、とChatGPT先生に言われる。洒落とる。そんなこと気づかなんだ。
他にも途中で切れるトラックがあったが、これらはffmpegコマンドで検証すると、途中で切れていることが分かった。ネットワーク上をコピーした際に切れたようで、コピーしなおしたら問題解消。

●リッピング実験(針飛び対応)
概略:
iTunesでmp3/ALAC化が不完全で「針飛び」するCD(1トラック)があり、今回、ChatGPT先生に教えを請いながら、Ubuntu上で種々リッピングを試みた。
その結果、そもそも1トラック分が物理媒体レベルで読み出せないことがわかった。
20トラック中の1トラック分であり、https://www.eclassical.com/で、1.52$で購入した。種々試行を行っても読めないものが1.52$で買えるのだから、「安い」と感じた。
タグ付けに苦労することもないし、著作権制限もないのだから、FLACを買えば良いのかも、と思い始めた。

詳細:
Fretworkが演奏するヴィオラ・ダ・ガンバのコンソートによるJ.S.バッハの「フーガの技法 BWV1080」。20トラック中、最終曲はiTunesで読み出し・エンコードが出来ず、mp3、ALACともに「針飛びする」ものしかできなかった。
そこで、ChatGPT先生にお伺いを立てた。特にUbuntuで作業する方針。

ChatGPTに先生からは、whipperによる、厳密なCD読み込み・エンコードを勧められた。
CD読み込みの足回りはcd-paraoiaraを使っているが、whipperは「複数回の読み込みを実施、それぞれの読み込みの異同を比較して厳正な読み込みを行うことが可能」とのこと。
逆に言えば、CDとはエラー検出の仕組みもない昔の仕様であって、きちんと読めたかどうかは運次第という雑な技術仕様とのこと。
iTunesはそこを「読めなくてもごまかすで(ごまかし方はヒミツ)」。
で、結果はNG。whipperを一晩かけても、ディスクドライブを変えても結果は変わらず、CD(該当トラック)が物理的破損しているということだった。
また、ごまかして作った音楽ファイルか、コピー中に切れた音楽ファイルかを見分けるのに、 ffmpeg コマンドが使えるとのこと。ffmepegコマンドであるだけの音楽ファイル(13,121)を検査したが、ごまかしファイルは上記のバッハのみだった。
(ネットワークを介したコピー中に切れた2ファイルは、この確認以前に気づいて再コピーして問題解消した)。

家にあるCDは基本的に全てiTunesによりALAC化されているので、これらをFLAC化するかは要検討。コマンドでできるので、大した手間ではないが、現在のPC音楽環境ではどちらであってもさほどの違いもない。iTunesがCDを読みきれずにごまかしている可能性もないことはないが、よほど何かに気づかない限りwhipperでFLAC再作成まではしないだろう(よほど好きなCDは考えるかな?)。
今後購入する音楽ファイルはCDとすべきか、FLACとするか。eClassicやhyperionなどを覗くと、「まだこれがないな」と思う一方「こんなものまであるのか」と思う場合もある。特に、昔であれば、カタログを入手し、秋葉原の輸入CD屋に何度も通って、なんとか探し出したようなCDが家にいながらにして「ぽちり」で買えてしまう。ありがたくもあり、ありがたくもなし。
それに、買ったFLACは基本的にタグの心配をする必要もない。気に入らないタグはふつうに直せるし。

おまけ:
ChatGPTは有能かつ面白い。だが、ヨイショが上手く、しばしばウソをつくので要注意。

で、J.S.バッハのBWV1080は最終曲が未完なのにひっかけて、ChatGPTが「未完のフーガが読み出せないって象徴的だよね?」と言ってくる。怖い。
スタニスワフ・レムの吟遊ロボット「白楽電」くらいの性能はありそう。レムの卓見はAIによる電力不足まで予言している。これも怖いな。

その後、トランス式DACの回路について相談したところ、ネット上に出ている回路図を読めていないらしいことが判明。ちょっと安心。

(構成が変だが書きかけの文章をつないでよく直していない。メモなのでこんなもの)

Continue reading "CDのリッピング"

| | Comments (0)

鉄道模型の雑談

ほぼ平成の30年間休眠していた鉄道趣味・Nゲージ鉄道模型趣味なので、時代錯誤も甚だしいが勝手に思ったことを記してみる。

車両個体レベルの再現性
製品でここまでするの、と驚く。昔は「標準」だけが製品化され、購入者がそれぞれのレベルに応じて加工したり(しなかったり)したもの。
まあ、同一形式を大量に売るにはこの方法しかないだろうけれど。
良い悪いの議論は様々あるが、30年前から現代に転送された古代人としては「驚く」のが第一。

鉄道模型TOMIX
熱心に旧型国電73系を製品化している。横浜線、御殿場線、仙石線、富山港線、宇部線などすくなくとも線区が特定できるレベル。
そうなると、そのうち以下も模型化(製品化)されるのだろうか、と想像してしまう。
 片町線の改造4扉化73系
 五日市線の増結クモハ40⇒などと言っていたら、2026年2月発売とか?
 そうなったら片町線のクモハ60やクハ55なども・・・。
 そしてまた旧阪和モヨ・モタも・・・。
 そしてまた、私鉄63!西武・東武・小田急・山陽・名鉄?更新後も含めるとほとんど無限の展開のように思われる。
まあ、そんなわきゃない、だよな。
KATO飯田線シリーズの様子見だった鉄コレ旧型国電(身延線、仙石線、宇部線など結構いろいろ)も続きが出るのかな?
KATOが果たせなかった17m飯田線が出ることはないかな?クモハ14・クハ18のバリエーション、とか。

北海道遊び
北海道の蒸気機関車を2大メーカーKATO・TOMIX双方で売っている。KATOのD51、C62、C57、C11。TOMIXのC55、C57、C58(北海道型ではないけれど)。
そうなると9600もあればなあと思い、除雪列車(キマロキ)も期待したくなる。
キハ22、キハ56、キハ82は製品があるみたいだし、蒸気機関車末期の北海道遊びは相当程度できるよね。
そしてまた国鉄以外の北海道私鉄遊びもしたくなる。まず、機関車は9600、C56を使うとして、2120やクラウスが・・・欲しい。
でもそうなると、8100、8700、8850、4110、D52、D61など無限の「欲しい」が出てくるのだろう(ワールド工芸!)。
ここで私が言う「欲しい」はかなりいい加減なものなので、(まさかと思うが)各社営業企画担当は無視すべきものである。
・・・と言いながら北海道遊びをここまで展開したのなら、同じように石炭貨物列車がひしめいていた九州遊びもしたくなるよね。
C55、C57、C58、C11は「門デフ」。8620はデフなし。北海道にはなかった20系寝台特急が走り・・・。なかなか素敵だ。
こちらはこちらでさらにD50や貝島のコッペル・クラウスなんかが出てくるのかな?
南薩鉄道(鹿児島交通)ならC12とキハ07かな?

信州遊び
KATOで、中央線普通列車、EF13、DF50、D51重装備と出ているのだし、オロハネ10も北海道型を製品化しているのだから、準急アルプス(穂高・上高地)までもう一歩では?あるいは「きそ」も。まあ、今の青い「きそ」が長く販売されているということはお察しなのかも知れない。
飯田線シリーズもあともう少し出ていればなあ、と思うのだが、おそらくはご担当者退職目前の最後に許された「多少個人の趣味の入った壮大な営業展開」だったのかも知れない。売れるものを売るのが当然の展開で、これ以上は出てこないのがふつうだよね。
マイクロエースのED42と合わせてこのあたりで信州遊びと思うと、信越線のD50が不足するなあ。そしてまた小海線・飯山線のC56も。

四国遊び
DF50四国型、急行土佐などがあるならば、後は汎用品で、DE10、キハ55などで四国遊びができる。
C58の急行南風なんかもしたくならないか?(オロ36は金属製キットを組むしか無いか?)
それともさらに遡って、シーナリーガイドにあるキハ07あたりから?

蒸気機関車で考えると、中央線(東西)はD51のみ、四国はC58から8620ていどと、あまり機種のバラエティーがない。
そこでお薦めしたい(誰に?)が、関西本線と紀勢本線。
D51とC57の組み合わせで急行・準急も走らせられて最高ではないか。
でねでね、当然C51も欲しくなるわけですよ。300両近くも製造され、特急列車の牽引機でもあり、日本の代表的機関車だった時期もあるのに、廉価なプラ製品がないのはマズイ!と私は主張する。
紀勢線まで考えると、C58やDF50も入ってきて楽しいでしょ(断言)。

KATOポケットトレイン
お洒落で垢抜けた感じを狙ったものだろうと思いつつ、扱いにくい。
SL客車列車、EL貨物列車、路面電車の3種があるがこれらの連関が薄い。
客車と貨車を交換することもできない。異なる機関車を導入するようにもなっていない。
どれか一種を買って、円形線路上でぐるぐる回るのを楽しんだ後が何もない。
SLが入れ替えをするとか、客車を側線に停めて貨物列車を引っ張るとか、違うSLに交換するとか。ELに変わるとか・・・。
KATOはひたすら高品質の車両を製造販売する会社であって、工作や運転の楽しみは他に誰か考えてくれれば良いと考えている・・・のだろうか?
製品としての品格が高いのはいいけれど、小綺麗さに寄って現実感がないことがある。これらポケットトレインにおいても実在感がなく、実在感をもたせにくいのが悲しい。実在感がありつつもおとぎ話にも寄れるところがエガーバーンのデザイン(意匠を主とする設計)の素晴らしさなのだろう、と思ったりする。
(私は、最初に買ってもらったキハユニ26と固定線路以来、関水金属/KATOファンなのだが、このKATOの「小綺麗さ」趣味が肌に合わないことがあるんだよね。)
さらに言えば、ポケットトレインシリーズは改造ベースとしても中途半端で発展性に乏しいように思う。まあ、ebayなど見ていると、動力下回りを使った3Dプリントによる上回り製品がそれなりにあって、動力下回りについては相応に良い製品なんだと思うのだが。今後OO-9展開があるようだが、蒸気機関車の汎用下回りがあるならば喜ぶ人は多いのではないかな?

ところで、昔読んだ「デパートを発明した夫婦」(鹿島茂)は非常な良書であった。
デパート以前、人は必要がある時に限って商店で買い物をしていたが、デパートでは人は必要を学びその必要に従って買い物をした、すなわちデパートは「教育機関」(私の超訳)。
鉄道模型などの趣味もまた、内在的な「必要性」を持つ人々もいるが、外から「必要性」を供給されなければ買い物をしない人もいるよね。
まあ、多くの場合はその中間であり、部分部分で内在・外的な必要性が混在しているのだろうけれど。
この「教育機関」は、過去においては主に雑誌が担ってきたのであろうけれど、最近はネットに移行し、とはいえネットでも「教育的」な目的を意図しているサイトは高齢化によって減っていないか?という気がする(これはネット全体でもそう感じる)。
何かうまく次の「教育機関」を作らないと、趣味界として縮退するだろう。とは言え、無理にテコ入れしてなんとかなるようなものではなく、世の中全体の流れの中で存在してゆくしかないのが趣味というものかも知れない。

そう言えば、自分が小中学生だった頃、鉄道模型を通じて何人か仲間がいたけれど、鉄道雑誌・模型雑誌を読んでいる人は少なかったように感じる(特に後者は少なかった)。
お小遣いで遊ぶのに雑誌まで買っていられないということでもあったろうけれど。
こうした「情報過疎層」へのアプローチもあった方が良いのだろうなあ、などと夢想。

Continue reading "鉄道模型の雑談"

| | Comments (0)

鯨川地方鉄道余波

昔(たぶん1978年6月)、雑誌「鉄道模型趣味」に「自由形ローカル電車のバラエティー」という題の記事が掲載された。

淡い光が吹き込む窓を
遠い田舎が飛んでゆきます
煙草をくわえ一服すると
僕は君のことを考えるんです

という題詩とともに、北陸にあるらしい「鯨川地方鉄道」の路線と車両の数々が簡単に紹介されるという内容であった。それは、小学生であった私に強い印象を残した。四十年経った今も題詩を暗唱していることからも知れるであろう。

一台一台がそれぞれの歴史を重ねており、その歴史にふさわしい姿をしている、というのは非常に魅力的だった。
それまで「鉄道」全般を好んではいたものの、「歴史を重ねた鉄道とその車両」への興味が決定づけられた瞬間であった。

小学生だった私は、ボール紙とバルサ材で私なりの地方鉄道風電車を作り続けた。もう少し成長し、プラスチック製のキットを加工できるようになっても、同じようなことを続けていた。

ボール紙の方はすべて廃棄したけれど、プラスチック製の方は今も手元にある。接写には堪えないが、いちおうこんな風だ。

P1050058

興味を持つ方もおられまいが、自分のメモのため説明を記す(手前から)。なお、全てグリーンマックス製プラキットの加工・あるいはほぼ素組である。

1)箱根登山鉄道のステップを切り捨て、屋上の抵抗器を切り捨てたもの
2)クモハ11400をベースにした荷物合造車デハニ
3)東急3700系から作ったクハ。電装解除した風。
4)同じく東急3700系クハ。
5)東急3700デハ。頑張って張り上げ屋根化。
6)鉄道模型趣味誌別冊プレイモデルにあった、東急3700の12m化記事に従ったもの。2両分使うのが勿体なく、1両分で作っているため、乗務員扉は左側のみ。また、関水金属製キハ20の動力を切り詰めて動力化してある。

今となっては、トミーテックの「鉄道コレクション」で適当に集めればよかろうものである。私も琴平電鉄を1両だけ買ってはいるが、きりがないので、そこまでとしている。

写真はソフトフォーカス機能を使っている。接写に堪えない理由があるものと理解されたい。世の中の模型を作って写真を発表されている方々の技術と努力には恐れ入るばかりである(本当にありがとうございます)。

| | Comments (0)

英国の鉄道(模型)

海外のトンネルポータルについて調べようとして、つい、英国の模型メーカーPECOのページに嵌る。
いずれも素敵な英国風。英国型の鉄道模型レイアウトを作りたくなる。

三方分岐器。互い違いなところがさらに良い。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/3-way-turnout-medium-radius3?variant=7435773837346

Catch Turnout : 安全側線というか脱線ポイント(安全のため故意に脱線・停止させる分岐器)。左側通行の国は左分岐だけあればよいようにも思うが、右分岐も用意されている。
https://peco-uk.com/products/catch-turnout-left-hand3?_pos=1&_sid=04768871f&_ss=r

Cattle Dock :家畜積み込みプラットホームとでもいうべきもの。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/cattle-dock

ダブルスリップも好きだが、シングルスリップは、奥ゆかしい感じがさらに好き。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/crossing-single-slip3?variant=7435677499426

工場の窓Industrial Windows 丸窓が素敵
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/industrial-windows?variant=7435633557538

煉瓦建て機関庫。昔々組み立てた懐かしいもの。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/engine-shed-brick-type

PECOと言えば貨物駅。自分は触れたことがないが、昔はよく雑誌などでも見かけたもの。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/goods-shed-brick-timber-type?variant=7435658985506

腕木式信号機。日本とよく似ている。というか、あちらがご本家。たくさんの信号機が載っているが至極恰好良い。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/junction-or-bracket-signal-home-or-distant?variant=7435630051362
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/pratt-truss-signal-gantry?variant=7435629461538

信号所の中身。転轍梃子(あるいは信号梃子)がたくさんならんでいる。最高!
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/signal-box-interior?variant=7435633524770
https://peco-uk.com/collections/product-wishlist/products/signal-box-interior-2?variant=7435751063586

Loading Gauge。荷物の積みすぎを防ぐもの、らしいが、無賃乗車(ホーボー)防止という説も読んだ気がする。(鉄道模型趣味のコラム欄「ミキスト」?)
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/loading-gauge?variant=7435746803746

中折れの跨線橋がイギリスっぽい。ハリーポッターにも出てきそう。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/modular-covered-footbridge?variant=7435699781666

郵便ポスト。きっとあちらでも古風なものだろう。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/post-pillar-boxes?variant=7435642077218

「Re-Railer」という綴りと真の意味を40年後に改めて知りました。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/rerailer?variant=7264231227426

大変優雅な地下鉄入り口。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/subway-staircase-kit?variant=7264231358498

赤い電話ボックス。Dr.Whoの宇宙船?
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/telephone-boxes?variant=7435642077218

「Water Crane and Fire Devil」。前者はわかるが、後者はわからない。前者は蒸気機関車に不可欠の水を供給するもの、後者は冬季その水が凍らないよう温めるもの(特に先端部)ということだそうだ。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/water-crane-and-fire-devil?variant=7435663966242

WATER TROUGH。たぶん、特急列車が停止せず通過しながら、蒸気機関車の水補給をするてふもの。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/water-trough?variant=7435628707874
調べたところ解説を見つけた。
http://www.greatwestern.org.uk/basic2.htm
ものすごい飛沫。そう簡単なものでもないらしい。
https://www.railwaymagazine.co.uk/5396/coming-up-in-the-may-2018-issue-making-a-splash-water-troughs-another-rm-scoop/
日本でも特急燕をけん引するC51にこれを、という話があったのではないか。そして水タンク車を専用にあてがうようになったのではないか。

昔々入手可能なターンテーブルといればこれ、という時代もあった。明治時代の英国蒸気機関車には至極似合いそう。まあ、本国だからね。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/turntable-kit?variant=7435664490530

ゆっくり動かすポイントマシンの解説と動画があった。私は、子供の頃、ポイントの動作そのものを眺めて楽しんだものだった。
https://www.narrow-gauge-shop.com/entry/peco-smart-switch-pls100

架線。電流を流せるらしい。
https://peco-uk.com/collections/product-wishlist/products/340mm-catenary-contact-wires?variant=7435660722210

Nスケール用の定規(スケール)。英国向けとて1/148。
https://peco-uk.com/collections/2mm-n/products/metal-rule

| | Comments (0)

札幌市電のササラ電車

札幌市電のササラ電車が稼働しているのを初めて目の当たりに見ることができました。

札幌市電のササラ電車

また、動画で撮影することができました。

いずれも、2017年11月19日撮影です。

wikipediaで使って欲しいのですが、手続き等々判らない。また、動画もこのページに埋め込みたいが、cocologでは難しいようなので、リンクしています。リンク先をご覧ください。

通常、ササラ電車は早朝や夜間に稼働しているようであり、私の札幌在住時代にも稼働しているのを見たことがなく、この度、稼働しているのを初めて目の当たりにすることができたので、大変うれしいです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

蒸気動車

蒸気動車について調べたのでメモ

Pichi Richi Railwayの「コーヒーポット」と呼ばれる蒸気動車
https://www.youtube.com/watch?v=FyAE9eB6UkY

駆動軸は一軸らしい。蒸気動車を見栄えで分けると、コーヒーポットのように機関車と客車をくっつけた外見のものと、客車の中に蒸気機関車を隠したものがある。日本にあったのは、工藤式、ガンツ式のいずれも後者であった。どういうこだわりでここが変わるのか少々気になる。

この鉄道はオーストラリアの保存鉄道である。
https://www.pichirichirailway.org.au/

コーヒーポットが細身なせいで、ずいぶん幅広い軌道に見えるが、Wikipdediaによれば、日本で標準的に用いられている1,067mmであるとのこと。
https://en.wikipedia.org/wiki/Pichi_Richi_Railway


そうやって見ると、Wikipediaで「The Old Ghan」として出ている写真は、明治時代における日本の代表的機関車6200
(英国からの輸入機、鉄道作業局D9)とそっくりである。

以前から、19世紀末頃の日本とオーストラリアの機関車はそっくりだと思っていたが、思えば、1,067mm軌間を初めてとして英国の植民地規格であったのではないかと思ったりする。結局、英国からの輸入機が70年の長寿を誇ったことも含め、高水準の技術を追いすぎない中庸を得た英国の選択は間違っていなかったのだと思う。

私は、模型の蒸気機関車を自作する才覚はない(キットを組み立てる才覚もない)ので、自分の好きな機関車の完成品を探すことになるのだが、古典機もそうでなくてもなかなか好みの機関車が売られていないので残念ではある。おかげ散財することもなく家庭平和ではあるのだが。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

海外の鉄道

せっかくのインターネット、「行ったことのない場所」を見てみたいものだ。興味のありそうな事事をなんとか英単語に変えて検索エンジンに放り込む。ただそれだけで、「行ったことのない場所」が、私の前に開けてゆく。インターネット万歳、と思わする一瞬。

中国 岐新市の鉱山鉄道
https://www.youtube.com/watch?v=puru4GbBmfI
 初めて見るけれど懐かしいような風景。
 緑色の電気機関車の赤いパンタグラフと黄色い窓枠がお洒落。
 象虫のようなクレーン車も気になる。

中国 岐新市の蒸気機関車
https://www.youtube.com/watch?v=kJO55iXfyQY
 ボタ山を登る機関車は、松本零児「銀河鉄道999」を思い起こさせる。
 つぶれたような鉱内機関車もちらりと。

ロシアの美しい森林風景。でも脱線してしまう。
https://www.youtube.com/watch?v=QohCMuSOmdk
 脱線しても車両を線路に載せ直せるものなんだ!
 どうやら短い線路は常備しているみたいだ。
 車両を載せ直すだけでなく、線路も直して行く。
 JR北海道の将来像かもしれぬ・・・。
  キーロフ オパリノ等
 さすがのグーグルでもストリートビューの対象外。
 узкоколейкеで検索すると近辺の鉄道画像らしきものがヒット。

ロシアの産業用軽便鉄道
https://www.youtube.com/watch?v=big6hrDDFzw
よく脱線しないものだと感心するくらい線路は凸凹
上下方向だけでなく前後左右隈無く凸凹
空もきれい。下草もきれい。でも線路は滅茶滅茶

昔々、海外の鉄道情報はごくごく限られていた。そしてまた、どちらかというと、「最新の」「高速の」といったきらびやかな面々が主であって、生活感のある映像はあまり見られなかった。(そんな中で、ダージリン鉄道は親しみが持てた)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧